会社の昼休みに涼を求めて公園に行く方も多いのではないでしょうか?
そんな時に必ず目にするのが鳩です。
誰もが気にする事があまりない鳩ですが、ちょっと見方を変えて見るとわかる事があります。
そうです。どの鳩も大きさが同じと言う事に気がつくはずです。
そうなると小さい鳩や子どもの鳩は?感じるはずですよね。
では鳩の子供はどこにいるのでしょう。
鳩の子供はいったいどこにいるのでしょう?
誰もがこの疑問を思いつく事はほぼ無いでしょう。
たぶんそれは、鳩に無関心だからです。
でも、その無関心さが悲劇を生みだす可能性を秘めているかもしれないのです。
夜、鳩が飛んでいる姿を見かけた事はまずないと思います。
鳩も夜は当然眠るからです。
鳩にも寝場所がちゃんと確保されているからなのです。
繁殖期になれば巣を作る為の準備もし始めます。
鳩の巣はどこに作られるか御存じでしょうか?
鳩が巣を作る場所は天敵のカラスや猫からわかりにくい所や人の出入りが多い所に作られる事が多いのです。
公園の出入り口付近の木の上や庭の木の上・マンションのベランダ、橋の下の鉄骨部分等が鳩の巣になりやすい場所になります。
鳩は子どもを外敵から守るために意外な方法を取っているのです。
それは、鳩の子どもが成鳥とほぼ同じ大きさにならない限り巣立ちをする事がないのです。
これは、結構ビックリな出来事だと思います。
他の鳥の雛は、エサを欲しがる為に結構デカイ声で鳴いているのがわかります。
また巣立ちの時でも成鳥と比較してやや小さい大きさで飛び立って行きます。
そこが鳩とは大きな違いなのです。
ですから、公園などで見かける鳩は、巣立った鳩でも歳を取った鳩でも同じ大きなのです。
鳩の子供はどのくらいで巣立ちするのか?
鳩の子供が成鳥の大きさまで成長してから巣立ちする事がわかりました。
そうなると、鳩の巣立ちの期間はどれくらいなのでしょう?と思いますよね。
鳩は卵から羽化してから約90日で巣立ちします。
たった90日と思ってしまいますよね。
しかし、実際はと言うと90日で巣立ちと言うのは、遅い巣立ちになるのです。
成鳥になってからですから当然と言えば当然なのですけどね。
では、他の鳥はどのくらいで巣立ちするのでしょう。
スズメ・・羽化後10日後
ムクドリ・・羽化後10~14日後
ツバメ・・羽化後20日後
ワシ・・羽化後40日後
となっていますから、鳩の90日がどれだけ遅いかわかりますよね。
他の鳥たちは早く巣立つ事で、外敵から身を守ると言う事になるのですが、鳩の場合は逆にある程度でかくなった所で巣立つ方が外敵から身を守れると言う考え方になりますね。
どちらが正しいのかはわかりませんが、爆発的繁殖力の高さから言ったら鳩の方が確実に外敵から身をまもっていると言う事になるのでしょうね。
まとめ
鳩の子供は一体どこにいるのか?巣立ちまでの期間はどのくらいか?について紹介してきました。
鳩がなぜあれだけいるのかが、何となくわかったような気がしませんか?
平和の象徴的な印象を持っていますが、あれだけの数がいると逆に怖いですよね。
ヒッチコック監督の「鳥」と言う映画を思い出してしまいます。
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