平和の象徴とも呼ばれる鳩。
街中でも郊外でもよく見かける鳥で、餌をおねだりに来ているのか、足元に寄って来る鳩を可愛いと思う人もいれば、鬱陶しく思う方も居るかもしれません。
よく人から餌をもらっている印象の強い鳩ですが、野生で生活している鳩って実際は何を食べて生きているのか想像しづらいですよね。
鳥らしくやっぱり虫とか食べるのかな?それとも木の実?
今回はそんな気になる鳩の餌について調べてきました!
実はあまり虫は食べない
調べてみたところ鳩は雑食で、主に果実や種子を食べて生活しているそうです。
穀類や豆類もよく食べるので、畑をやっている人は鳩の害に困っている…なんて話もよく聞きますね。
雑食ということは、虫も食べるんじゃないの?と思う方も居るでしょう。
確かに、昆虫、貝類、ミミズやカエルなんかを食べることもあるそうですが、目の前に居たら食べる、という程度で、あまり自分から積極的に探しに行ったりはしないそうです。
元来鳥などの飛ぶ生き物は、少しでも栄養価が高く、体が重くならない程度の軽いものを好んで食するそうです。
なので、虫などを食べるよりは果実や種子、花の蜜などの方が多く食べられているようです。
意外なものを食べていた!
よく街中などで見かける鳩は、一見何もないような地面を懸命についばんでいますよね。
人間がこぼしたパンやスナックのカスを食べているようにも見えますが、調べてみてビックリ!地面をついばんでいるのは、実は小さな石などを飲み込んでいるからなのだそうです。
なぜ石を飲むのかというと、鳥は食べ物を咀嚼しないで飲み込みますし、胃も筋肉質で硬いため、飲み込んだ石ですりつぶすことによって消化ができるのだそうです。
ゴミは漁らない
鳩と同じく街中でよく見かける鳥といえばカラスですね。
カラスと言えばゴミを漁る厄介者ですが、鳩がカラスと同じようにゴミ捨て場を荒らすのを見たことがある人は少ないでしょう。
鳩はカラスほどの雑食ではなく、動物性のものは好まないので、人間が出した生ごみを漁るようなことはしないのです。
そんな鳩ですから、人間が餌をやろうとしなければ、我々の生活と切り離しやすくなります。
鳴き声や糞害などを防ぐためにも、餌を与えることはやめましょう。
まとめ
虫を食べないことも意外でしたが、小石を食べているのにはビックリでしたね!
誰かといるときに街中で鳩を見かけたら、こんな話をしてみるのはいかがでしょうか。
きっと良い話題になりますよ!
今のあなたにおすすめの記事