鳩は生まれてから約1ヶ月で巣立ちをします。

そして6ヶ月位から発情して繁殖期に入ります。鳩は精力旺盛で繁殖は年3~4回、産卵期は4~6月ごろが中心ですが、秋にも産卵することもあります。

しかし、現在は公園などで餌を与えられるためか、年間7~8回の繁殖が可能といわれております。

そこで、鳩の卵と孵化日数について調べてみました。

 

鳩 孵化 日数

通常鳩は、卵を2個産卵してから抱卵します。

1個目と2個目の間には1~2日程度間が空きます。

この間、親鳥は抱卵しません。抱卵しないのに卵のそばにいても親鳥はすることがありませんから、一見産み捨てのように見えるのですが、次の産卵があるまで巣には戻ってきません。

人間から見れば卵が外で親に温められずに大丈夫だろうか?と心配になりますが、しかし、元々鳥の卵は、最初の抱卵が始まるまでは休眠状態にあり、卵割しません。

この状態で12週間は待つことができます。

なぜこう言うことが起こるかと言いますと、鳩は卵を2個産む習性があるのですが、一般的な鳥は6個程度産卵し孵化させ育雛します。

この時に最初の産卵から抱卵を開始していては雛の大きさにバラツキがつきすぎ、また育雛中にも抱卵しなければいけないという不可能な状況が起こってしまうのです。

ですから自然の摂理として卵はある程度時間をおかれ、抱卵を開始して初めて雛として成長が始まるようになっております。

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孵化の日数

孵化日数は、外の気温の低い時期などは、1~2日延びることがありますが、平均18日約420時間です。

抱卵は最初の何日かは雌がしますが、それ以後交代で時間はほぼ一定していて、

日中の10~16時頃までは雄が主に抱卵を行い、夜間は雌が行なうことが通常ですが、時々交代することはあります。

まとめ

一般的な鳥は、産卵は6個くらい卵を産む中、鳩は2個しか産みません。

まれに3個の卵を産むことはありますが、基本的には2個です。

これは雛の大きさにバラツキが起きないようにとの処置だということのようです。

 

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