鳩の卵が落ちるのには、明確な答えはないのですが、考えられる事を説明していきたいと思います。
卵が落ちる原因
キジバト
鳴き声は、デゥーデゥー、ポッポーと繰り返して鳴くのが、特徴的で、ヤマバトという別名のとおり、かつては山地に生息し、人と接触する事はなかったのですが、最近では、都会にも生活拠点を移してきていて、人の生活に密着して生活する傾向になっており、身近な鳩になりました。
見た目は雌雄同じ色で茶褐色から紫灰色で、翼に黒と赤褐色の鱗状の模様があり、名前の通り鳥のキジと同じ柄が特徴です。
このキジバトの巣は、とても簡単に作られているため、卵が落ちるという事も考えられます。
天敵に襲われ親鳥が逃げた
カラスや猫などの天敵に襲われそうになったりすると鳩は、巣を手放して別の場所に行ってしまう事があります。卵を産んでいても雛が孵化していても育児放棄して、逃げてしまうのです。
ですから、親鳥が巣を手放し、天敵に巣を壊され、卵が落ちるケースもあります。身近な鳩で考えられるのは、やはりキジバトです。キジバトは、人の近くで生活するようになりましたが、日本の野生種ですので、とても警戒心が強いのです。
天候によるもの
身近な鳩キジバト・ドバトは、１年通じて卵を産む、周年繁殖する鳥になりますので、夏など台風などの天候により、卵が落ちる事もあります。
まとめ
鳩が自ら卵を落とすような事は、ありませんが、天敵に襲われ、防衛本能で巣を手放して、育児放棄してしまった場合は、巣を荒らされて、卵が落ちる事は、十分考えられます。また、周年繁殖という事で、夏の台風などにより巣が壊され、卵が落ちる事もあるでしょう。
しかし、私達が注意すべき事は、下記の法律です。
鳥獣保護管理法
【鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律】
https://www.env.go.jp/nature/choju/capture/capture1.html
これにより、鳩の卵の採取も禁止されており、申請・許可なしの場合、法律違反になり罰せられます。
もし、卵が落ちていて気になった場合は、全国に行政の野生鳥獣窓口は、ありますので、市町村に問い合わせてみてください。
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