フランスの作曲家メシアンは、鳥の歌とリズムだけを使って77種ものピアノ曲を作曲したそうですが、鳥は、それだけ鳴き声に特徴、リズムがあるようです。では、鳩の場合は、どうなのでしょうか。説明していきたいと思います。

 

鳩 鳴き声 リズム

キジバトがよく鳴く

主に鳩の中でもリズムよく鳴くのを聞くのは、キジバトだと思われます。最近、都会にも生活拠点を移してきていて、人の生活に密着して生活する傾向になっているから、皆さんの耳にも入ってきやすいのです。

そして、キジバトは、特有のリズムと音程で鳴きます。

デゥーデゥー、ポッポーと繰り返して鳴く事が特徴で詳しく音楽的に説明すると8分の9拍子、付点4分音符=約72のテンポでリズムを取り、鳴いています。

しかし、キジバトでもリズムは同じで取れているけど、音程が違ったりする場合もあります。

また、キジバトは、野山や街中でほとんど群れを作らない野性の鳩であることから、リズムよく鳴いて、同じ種類を見極めるため、自分の存在を誇示するためではないかとも言われています。

 

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日本の童謡のリズム良い鳴き声は、ドバト

ドバトという家畜品種の鳩は、神社や寺や公園などに群れている緑のマフラーをした光沢のある鳩で、ぽっぽっぽっとリズムよく鳴いているので、日本の童謡になったと思われます・

ちなみに鳩(童謡)は、作詞、作曲ともに分かっておらず、それだけ、自然に長い間、日本人と鳩は、仲良く、鳩が鳴くと餌を与え、暮らしてきたという事です。

まとめ

鳥自体、鳴くものですが、特に鳩は、リズムやテンポを取って、鳴いているようです。

今回は、キジバトとドバトについいて説明しましたが、日本の他の種類は、地域が限定されていたり、絶滅危惧種になっていたり、天然記念物に指定されたりしているので、皆さんが面白いなと思って、耳にするのは、ほとんどこの2種類だと思います。

キジバトは、リズムは取れているのに音痴な鳥もいるなんて、人間と同じ様で、とても興味深いですね。

また、息が途切れて、最後が微妙にきちんと終わらないなんていう報告もありますので、是非、皆さん、聞き耳を立ててみてください。

 

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