皆さん一度は聞いたことのある童謡「鳩」では、「ぽっぽっぽ、はとぽっぽ」と歌われるように、鳩の鳴き声は「ぽっぽっぽ」と表されます。
でも、実際に公園などで鳩の鳴き声を聞いた時に「あれ、ちがう」と思ったことはありませんか?
鳩の鳴き声にもいくつかの種類があり、聞いてみると面白いのですが、小鳥のさえずりとは違って低い鳴き声は、聞く人によっては「気持ち悪い」「不気味だ」という印象を持たれてしまうことも多いようです。
鳩の鳴き声
私たちがよく見かける鳩は、ドバトとキジバト(ヤマバト)の2種類だと思います。
ドバトは、よく公園などに群れで集まっている鳩で「クルックー」と鳴き声を上げます。
対してキジバトは、ドバトよりも薄い色をしていて、羽にキジのような模様がある鳩なのですが、その鳴き声はおそらく皆さん一度は耳にしたことがあると思います。
「ドゥードゥー、ポッポー」という鳴き声を出すのは、実はキジバト。これは求愛の時の鳴き声なのですが、鳩は一年を通して繁殖期のため、一年中聞くことができます。
キジバトはほかにも、威嚇の時に「クックック」とスタッカートのように鳴くことがあります。
鳩の鳴き声による被害
公園などで聞く分には風情もあって可愛らしいですが、住宅地など静かなところで四六時中聞いていると、意外とうるさいもの。
鳩はよくベランダなどに住み着きますが、そうすると朝でも夜でも時間に関係なく低い声で鳴くため、住人にとっては悩みの種。
近所迷惑になってしまうこともありますし、鳴き声がうるさくて睡眠不足になったりストレスが溜まったりして、ノイローゼになってしまうケースもあるようです。
しかし、鳩は鳥獣保護法によって勝手に駆除することは禁止されています。どうしてもの場合は専門業者などに頼んで駆除してもらうこともできますが、それ以前に鳩を住み着かせない工夫をしたほうが良いでしょう。
まとめ
鳩の鳴き声は「ぽっぽっぽ」というイメージですが、実際は鳩の種類によっても鳴き声は違ってきます。
特に耳にする機会も多い「ドゥードゥー、ポッポー」という鳴き声はキジバトという種類のものですが、これは求愛の時の鳴き声なので、これが聞こえたらキジバトがベランダなどに巣作りしないように気を付けたほうが良いでしょう。
鳩の鳴き声は、人によってはノイローゼになるほどの弊害をもたらします。
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