まだ飛べない鳩の子供を保護した場合の対応について調べてみました。

 

鳩 子供 飛べない

まだ飛べない鳩の子供について

自宅のベランダに鳩が巣を作った場合、鳥獣保護法により、個人が無許可で卵や雛のいる巣を駆除することは違法とされています。

また、巣から落下した飛べない鳩の子供を保護した場合、ペットとして飼うことはできませんが、巣立ち後に自然に放すと言う事を条件をもとに、しばらくの間飼うことは出来るようです。

故意に卵や雛を巣から取り出すことも禁じられていますので、注意してください。


鳩の子供は生後2週間くらいは、鳩乳(ピジョンミルク)という親の体内で乳化された餌を摂取しています。

ピジョンミルクは人工的に自宅で作ることも可能ですが、孵化直後1週間たっていない鳩の雛を人の手で育てるのはとても難しいようです。鳩の子供を育てるには、温度調節、水分栄養補給、衛生状態などが大切です。

雛が口を開けない時は、こじ開けてでも餌を与えてください。

鳩の子供の成長は早く、20日前後で巣立ちますが、巣立ち後すぐに飛べるわけではありませんので、巣の近くに居続けます。

この時期はまだ産毛が残っており、餌も自分で摂取できない状態です。

人工飼育の場合は、特に栄養が足りず発育が遅れる可能性もありますので注意が必要です。鉱物肥料がない場合は砂や砕いたレンガなどを与えるなどして、水とカルシュームを十分に与えことを忘れないようにしましょう。

 

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通常、完全に飛べるようになるまでには、生後30日から40日前後必要です。それでも巣立つ気配がない場合、巣から落ちた際にケガをした場合や発達障害の可能性も有ります。

素人では診断が難しいので、40日たっても飛べないようなら、もうしばらく栄養のあるものを与えて巣立つのを待つか、 動物病院か保護施設に連れて行くのが良いでしょう。

まとめ

飛べない鳩の子供に遭遇し困っている方や飛べるまでお世話したい方は、まずは獣医師や野鳥センターに問い合わせるのが良いと思います。

鳩は野鳥で飼い鳥ではないので、予想以上の時間と労働が必要になるかもしれませんので、十分に検討することをお勧めします。

 

 

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