最近は、鳩の巣の場所も様々に変わってきています。種類によっても違いますし、比較的に人間に近い場所に巣を作るキジバトとドバトの巣の場所について、説明していきます。
鳩の巣の場所
キジバト
キジバトは、元々は、山地で巣を作り暮らしていましたが、最近は、家の庭木、街の街路樹、植木でも巣を作るようになっています。
ドバト
都会のビルなどにも巣を作り、また、カワラバトとも呼ばれ、人の家の屋根裏などにも巣を作り、繁殖能力も高く、どんどん数が増えています。
最近の巣の場所
どんどん、都会化が進み、マンションなどが増えている今、
ベランダのエアコンの室外機の物陰などに巣を作るケースが増えています。
ベランダは、高い場所にあり、エアコンの室外機の物陰は、特にカラスや猫などの天敵に襲われにくいという事で、とても好条件なのです。
問題点と駆除
ベランダや庭木などの人間に近い場所に巣をつくるようになったため、色々な問題が生じてきています。
鳩の糞便は、有害ですし、鳴き声も騒音となります。ベランダは、洗濯物や布団を干したりもしますので、それに有害な糞便がついてしまっては、おちおち、洗濯も出来なくなってしまいます。
しかし、鳩は、鳥獣保護管理法という法律で守られており、勝手に駆除はできないのです。
鳩は、一年を通じて繁殖(周年繁殖)しますし、伝書鳩として利用されていたように帰省本能に優れています。一度、巣を作ってしまうとなかなか、その場所を離れません。
また、鳩のつがいは、仲が大変よく一生連れ添って生活しますし、10歳までは、繁殖能力があります。
ですから、巣を作る前の対策を考えて置く事も重要です。
また、ベランダに巣を作られてしまって、お困りの方は、鳩専門の駆除業者に依頼すると徹底的に駆除してもらえますので、法律違反になる前に依頼しましょう。
まとめ
鳩は、昔から世界中で愛されてきた鳥ですが、場合によっては、人間にとって迷惑になる事もあります。
また、日本でも種類によっては、天然記念物や絶滅危惧種として扱われている鳩もいます。
簡単に自己判断で、鳩に危害を加えたりする事のないように注意し、本当に困った時は、専門の駆除業者に依頼する事をお勧めします。
今のあなたにおすすめの記事