鳩と言えば我々の生活にも密着した鳥で、公園や神社、駅前の他に郊外でもよく見かける鳥ですよね。

主にこれらは「ドバト」「キジバト」と呼ばれる種類なのですが、鳩にはまだまだ多くの種類がいて、その数は42属290種にも及ぶと言われています。

中には観賞用やペットとして品種改良された鳩も居り、その見た目は特徴的でとても面白いものばかりです。

今回はそんな観賞用の鳩について調べてきたので、ご紹介させていただきます!

鳩 足 長い

観賞鳩について

遠い昔、人間は伝書鳩として活用するために鳩を飼ってきた歴史がありますが、それと同時に観賞用としての飼育も盛んに行われてきました

王族、著名人から一般の方まで鳩の愛好家は数多くいます。

カナダには「鳩愛好協会」なるものもあり、様々な姿をした鳩を品評会に出して、美しさや珍しさを競い合っているそうです。

また、レース用として飼育された鳩も居り、鳩のレースは競馬のようにポピュラーなものではありませんが、レース用の鳩は優秀なものになると1羽数千万円で取引されるため、関係者の熱気は凄まじいものです。

競馬と同じく、ただ速いだけでなく、見た目も美しい鳩が求められるため、観賞鳩同様、レース鳩の愛好家も日夜品種改良に情熱を持って取り組んでいます。

足にも羽根!トランペッター種とは

さて、そんな観賞鳩ですが、これらは本当に見た目も様々で面白いものがたくさん居ます。

中でも私が注目したのが、足にも立派な羽根が生えた鳩で、これらは「トランペッター」と呼ばれる種類なのだそうです。

トランペッターには「イングリッシュトランペッター」「ボカラトランペッター」などの種類が居り、それぞれ立派な足毛(羽根)が生えているのが特徴です。

またトランペッターという名前には鳴き声が関係しているようで、あまり鳴く事は少ない品種ですが、その鳴き声は文字通り、トランペットの音に似ているのだそうです。

頭のない鳩?!

同じトランペッター種に「ブハラトランペッター」という鳩が居ます

この種も他のトランペッター種と同じように立派な足毛が特徴なのですが、それよりもビックリしてしまうのが頭部!なんと頭が無いのです

厳密に言えば頭部が無いのではなく、こんもりと前髪が覆いかぶさっているために、目もくちばしもパッと見には見えないだけなのですが、とてもユニークですしビックリしてしまいますね

これらトランペッター種は足毛のために飛ぶことはできず、地面を歩かせて観賞するのだそうです。

ちょっぴりかわいそうでもありますが、きっと愛好家さんたちが愛情を持って飼育してくれることでしょう。

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まとめ

今回は観賞鳩のトランペッター種についてご紹介させていただきましたが、観賞鳩、野生の鳩どちらもたくさんの種類がいて、どれも美しくユニークなものばかりです。

もしもこの記事を見て鳩に興味を持って下さいましたら、ぜひぜひ色んな鳩について調べてみて下さいね!

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