鳩と言えば私たちの身近な存在で、公園、神社、駅前、郊外…どこでも見かけるようなごくありふれた鳥ですね。
そんな鳩ですから、よく知ったつもりにはなりますが、意外と知らないこともたくさんあるのではないでしょうか。
例えば私たちがよく見かける鳩はドバトやカワラバトと呼ばれる種類ですが、その他にも日本にはキジバト、アオバト、シラコバト、カラスバト、ベコバト、キンバト…とたくさんの種類が居り、世界基準で見ると、なんとその数は42属290種にものぼると言われています。
面白いのは観賞鳩
野生の鳩でも特徴的なものはたくさん居ますが、よりユニークで美しいのは観賞用として品種改良された鳩。
その中には足にまで毛(羽根)の生えたものや、立派な襟巻を持ったもの、前髪が長すぎて目やくちばしがパッと見ではわからないものなど、様々な形状の鳩が居ます。
その中で私が注目したのは、立派な鳩胸と長~い足を持ったポーターと呼ばれる種類の鳩です。
ポーターについて
ポーターは家畜化されたカワラバトの仲間で、大きなサイズと空気で膨らんだ素嚢(消化器官の一部で、いわゆる鳩胸にあたる部分)、そして長い足が特徴の鳩です。
その特徴的な見た目から、主に観賞用として育成されてきました。
ヨーロッパでは少なくとも400年以上は飼育されていると言われていますが、実は育成の発祥などは不明で、10年前までは謎の鳥と呼ばれていた事実があるなど、まだまだ多くのことはわかっていない謎多き鳩です。
1羽あたり数十万円することもあり、主な種類はBrunner Pouter、English Pouter、Norwich Pouter、Pigmy Pouterなどがあります。
ポーターを見た人の反応
テレビやSNSなどを通じてポーターが紹介される機会も増え、一部の人の間では話題になっているようです。
やはりそのとにかくすごいインパクトから、反応は様々。
「見ていると不安になるバランス」
「キモかわいくてちょっと欲しい」
「確かにゴージャスな鳩胸だが…これで前が見えるのか?」
などなど…
まとめ
今回は観賞鳩からポーターについてご紹介させていただきました。
上での反応からもわかるように、初めて見たときはそのユニークさに度肝を抜かれることでしょう。
この記事をご覧のあなたも、ぜひ「ポーター」で画像検索してみてくださいね!
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