鳩を飼育するにはどのようにすればいいのでしょうか?また卵が産まれたときどのように孵化させたらいいのでしょうか?

今回は鳩の飼育方法と卵の孵化のさせ方について調べてみました。

 

鳩 飼育 卵

飼育方法について

鳩小屋など大きい小屋を作れる場合は作った方が鳩の為になります。

目安としては1メートル四方の立方体に2匹です。つがいで入れるといいでしょう。どうしても無理な場合は鳥篭で飼育しますが、少し飛べるぐらいの大きさのものがいいでしょう。

中には狭い鳩小屋に沢山の鳩を入れて飼育している人もいますが、病気を引き起こしやすくなってしまいます。また鳥篭の中には止まり木を置くようにしましょう。

鳩の糞は毎日掃除するようにし、鳥篭の底は掃除がしやすいように金網状のものがいいです。乾いた糞が舞い上がるので、吸わない様にマスクの装着をお勧めします。

餌についてですが、鳩は種子や穀類を与えます。鳩の特徴の一つとして、頭を下げたまま水が飲めます。餌と水は糞に汚されない様に壁掛けタイプがいいです。

鳩には素嚢と呼ばれる部分に餌を蓄える事が出来ます。餌を消化させるため、野生の鳩は3ミリ~5ミリ程度の小石を食べますので、飼育している場合は鉱物飼料を与えましょう。

卵を産ませる、そして孵化させるには

オスとメスを共寝させて産卵させる為に、鳩が安心して子育てができるように巣箱を小屋内に置いてあげます。

巣箱の中には卵を抱卵する為に巣皿を置きます。

卵は1回めに1つ産み、3日後ぐらいにもう1つ産みます。2つ目を産んでから卵を温め始めます。この2つの卵はオスとメスで生まれてくることが多いそうです。

抱卵を初めて3週間ほどで卵が孵化します。孵化した後はピジョンミルクと呼ばるミルクが親から与えられ成長していきます。

その成長速度は速く、孵化後5日目で5倍ぐらいの大きさに成長します。人口で卵を孵化させるには37度前後、湿度45%以上の環境で1時間に1回以上転卵させます。転卵とは卵を転がすことです。

 

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だいたい親鳩が抱卵した時と同じぐらいの期間で孵化します。孵化した後ですが、人工孵化の場合は、親鳩からピジョンミルクがもらえないので犬の粉ミルクを押し餌に混ぜて与えます。

ピジョンミルクの栄養価が高いので、雛は早く成長する事ができます。ですから人工孵化の場合、せっかく孵化しても栄養が足らず成長できない場合もあります。

まとめ

鳩の卵を人工ふ化でせっかく孵化させても、その後が成長できないパターンが多いことを知り少しショックでした。

また最初に卵を産んでから2つ目を産んでやっと抱卵を始める事にも驚きました。

鳩の飼育は小屋が大きくなくてはいけないし、近所にも気を使わなければいけないので色々大変だなと思いました。

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