レース鳩や伝書鳩など鳩を飼育している方が日本中にいます。
鳩は糞の量が多く、匂いや鳴き声など飼育数が多くなれば近隣住民に迷惑を掛けている場合もあるでしょう。では自分が住んでいる隣人が鳩を飼育していた場合、糞や鳴き声で迷惑を掛けられたらどのように対処したらいいのでしょうか?
なかなか難しい問題だと思いますが、今回は対処方法について調べてみました。
具体的な鳩の被害について
まず鳩を飼育するには各都道府県に申請を出し許可証が必要です。鳩を飼育してる人が全てとは言いませんが、中には「許可証があるからいいだろ!」という感覚で周りを気にせず飼育してる方がいるのも事実です。また許可証を持たず、野生の鳩を餌付けしている人もいます。
近隣住民から出る被害の多くは、飼い主が鳩を運動させるの為に小屋から出し飛ばします。その時に糞や羽が近所に落ちます。また、強風の日は小屋から乾いた糞や羽が舞ってきたりします。
糞には様々な病原菌がいますから健康を害する恐れもあり、また洗濯物にも付着するなど被害がでます。
鳩の糞に媒介している病原菌は人間に感染するものもあり、健康な大人ならほとんど重症になることは少ないですが、免疫が弱くなってる人だと重症になる場合があります。
どこに相談すればいいのか
直接、飼育してる方に苦情を言えれば問題ないのですが、それはなかなか難しいと思います。そんな時は町内会や自治会などに相談し役員の方から直接言ってもらうといいと思います。
それでも改善しない場合は市の環境課や警察、保健所に連絡してみましょう。
それでもダメな場合は、法テラスに相談するといいです。
こちらに勝ち目があれば法テラスは無利息で弁護士費用を貸し付けてくれるそうです。民事訴訟として裁判を起こし、勝てば慰謝料請求や飼育の差し止めができます。
その為には証拠がないといけませんので、被害を受けた日や被害状況を記録にとっておくといいです。
まとめ
鳩の飼育は許可証があればできますが、近隣住民に迷惑を掛けないのが飼う側としても気を付けなければいけない事だと思います。
迷惑している側も自己対策など出来ることはするようにし、我慢してばかりではストレスも貯まってしまうので上手く共存できるようになればいいと思いました。
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