鳩などの鳥類が翼を怪我・骨折してしまうと飛べなくなってしまう恐れがあります。
また、その怪我の具合によっては最悪の場合、亡くなってしまう事も考えられます。
鳥の姿を見て、翼が開いたまま閉じない・反対に閉じたまま片方だけ動かない、などの異常がみられる場合などは尚更、注意深く様子を見て、早めの対処が必要です。
そして道端などで怪我・骨折をした鳩を見かけた時の対処も覚えておきましょう。
羽の怪我を見つけたら
怪我をしている鳥が、飼っている鳩や文鳥・インコなどの場合は直ぐに病院へ連れて行ってあげましょう。
飼い主ならば警戒することも少ないと思いますが、念のため怪我をしている愛鳥は優しく抱えてあげてください。
もし、嫌がる状態で強引に触ると、怪我が悪化してしまう場合もあります。出血などがみられる場合は、止血してあげてから病院に向かいましょう。
野鳥の鳩などが怪我をしている場合、慣れない人間が保護しようとすると暴れてさらに怪我が悪化してしまう、羽を骨折してしまう等の場合もあります。
また、野生鳥獣を無断で飼育することは法律により禁止されていますので、まずは各都道府県にある野生鳥獣保護窓口などに連絡を入れてみましょう。
保護、病院に連れて行くときの注意
先ほども述べましたが、鳥類の保護は大変難しいものです。
下手に捕まえてしまうと保護したつもりが更に状況を悪化させてしまう場合があります。
また、飼っている鳥の場合はひとまず外傷がない場合ならば安静にしてあげましょう。
まずは出血があるかないかの判断をした上で行動をしないと最悪の場合、大量出血で亡くなってしまう可能性もあるので気を付けましょう。
野鳥の場合はまずは軽はずみな行動を控えて、保護団体に連絡してみましょう。
怪我によって亡くなってしまう例
軽症ならば亡くなってしまう事は少ないですが、怪我を放置してバイキンが入ってしまう、傷口が広がり大量の血が出てしまう等の状況に陥ると危なくなります。
また、骨折した部分が内臓や体を傷つけてしまう場合もあるので、骨折は安静にしていれば大丈夫、とも限りません。
怪我や骨折を見付けた場合は、早急に野生鳥獣保護団体や病院に連絡をしましょう。
まとめ
小さな命、下手に保護をすると助けるどころか悪化させてしまう事も…正しい判断、的確な処置、そして的確な行動が求められます。
野鳥を保護したがどうしたらいいかわからない、などの状況に陥った場合は直ぐに病院や保護団体に連絡を。
命を守るうえで、落ち着いて行動するのはとても大切なことです。
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