“平和の象徴”と言われる鳩ですが、皆が皆好きなわけではありません。
むしろ「鳩は嫌い。」という人は多いのではないでしょうか?
そこで鳩が嫌いな人に多い『嫌いな理由』を調べてみました。
見た目や動きが嫌い
鳩を見た目や動きで嫌う理由として「首の周りの色が気持ち悪い」「首の動きが気持ち悪い」「足の形や質が気持ち悪い」「目が怖い」などが多く聞かれます。
鳩の首の色は、あの独特の緑と紫の光沢感が醸し出しています。
鳩の首の光沢は、微細構造が光の干渉によって色づいて見える『構造色』という発色現象によるものです。
鳩の首の動きが独特な理由は、流れていく景色に対して頭を静止させることで視点を一定に保ち周りの景色を良く見るため、という説が有力です。
その証拠に、ランニングマシーンに鳩を乗せると(自分が動いているが周りの景色は動かないため)首振り現象は見られなくなるという実験結果があります。
あるいは、首の動きを重心移動と連動させることで歩行の安定性を保つためとも言われています。
しかし実のところ、鳩が首を動かして歩く本当の原因はまだ解明されていないようです。
性格が嫌い
鳩によって何らかの被害を被った人は性格も嫌っています。
鳩のしつこさや人を怖がらない態度に嫌悪感を抱くようです。
何回追い払っても自分の家のベランダに居座り続けられたら、誰でも嫌になりますよね。なぜ鳩は何度追い払っても戻って来るのでしょう?それは鳩の性格だからです。
鳩は「場所への執着心が強い」「根気強い」という性格を持っているため、1度「この場所に巣を作りたい」「この場所を休息の場にしたい」と思ったら何が何でもその場所を諦めません。とてもしつこい性格なのです。
また、昔から人間と関わりながら暮らしてきたドバトは「人間は危険ではない」ことを長い年月をかけ学んでいます。
それ故、人間に対して警戒心が薄くなっているので、ちょっと近づいた位では逃げないのです。
トラウマがあるから嫌い
過去、鳩に糞を落とされた、鳩に攻撃された、という体験を持つ人は鳩の存在自体がトラウマとなり嫌いになってしまいます。
鳩を遠目で見るだけでも嫌、泣き声や羽音を聞くだけで気分が悪くなってくる『鳩恐怖症』という症状が出る人もいます。
まとめ
平和の象徴である鳩ですが嫌いな人は意外と多く、嫌いな理由は人それぞれです。
見た目や動きが嫌い、性格が嫌い、トラウマがあるから嫌いの3つの理由のいずれかに当てはまる人が多いようです。
特にトラウマがある人の中には『鳩恐怖症』という深刻な症状に悩んでいる人もいます。さて、この中にあなたが共感できる理由はありましたか?
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