鳩と言うと家の周りや公園等にいてポッポポッポ鳴いている姿を思い浮かべますよね。
家や公園の周辺にいる鳩ってどれだけ種類がいてどんな習性があるのか知っていますか?
身近にいるのに習性となると知っている事はほとんど無いと思います。
身近な鳩の習性を見て行きましょう。
鳩の種類と成長過程
鳩と言うと結婚式などでは白色の鳩が使われたりしますが、一般的によく見かけるタイプは2種類になります。
ドバト
全体がグレー色で首周りに緑がかった羽が生えている。
執着心が非常に強いタイプと言われています。
神社や公園等、人の生活圏で活動しており、エサは人からもらったり、道に落ちている物を食べています。
巣はビルや建築物中心に作っており天敵から身を守る様な場所に作ることが多いです。
キジバト
全体はドバトのようにグレー色ですが、羽は赤茶色になっています。
また首周りには、青い筋模様が入っているのが特徴になります。
活動範囲は都心型のドバトと違って郊外の緑が多い地域に生息している傾向があります。
エサは木の実や種を好んで食べています。
鳩の成長はどの様なサイクルになっているのでしょうか?
鳩は長生きする個体で20年くらい生きるものもいるようです。
産卵から2~3週間で孵化します。
孵化してから1~1.5カ月で巣立ちします。(超早いです。)
巣立ちしてから4~5カ月後には卵を産む事が可能になります。
鳩の繁殖力ってかなり凄いことがよくわかります。
普通は1年に一回の繁殖ですが、鳩の場合は1年に2~3回繁殖をする事になります。
また卵は必ず2個産み、オスとメスのセットで産むようです。
これだけの繁殖力があると言う事は、それだけカラスや猫などの天敵に襲われている為とも考えられます。
鳩は一生同じつがいで行動する習性なのか?
鳩を見かける時に、1羽での行動ではなく2羽で行動していませんか?
鳩は必ずつがいで行動する習性を持っています。
2羽で行動する理由は雛の為にエサを効率よく運ぶ為と言われています。
そうする事で雛の成長は早く進む為と考えられているからです。
そうなると鳩のつがいは一生同じ相手で過ごすのか?と言う疑問がわくと思います。
確かに結婚式などでは、オシドリのイメージがある為に鳩を使用していますから、相手を替えないと人間が思いこんでいるだけなのです。
鳩は他の鳥と同様に一夫一妻制ですが、雛が巣立ちすると同時にコンビを解消して次の繁殖期には別の相手をつがいとして繁殖に入るのです。
実際、鳩は一生同じ相手とつがいで行動する習性はもちあわせていない事になります。
一生同じ相手でつがいとなる鳥は少なく、猛禽類のワシやフクロウ等しかいないようです。
まとめ
鳩の種類や成長過程・鳩のつがいの習性について紹介してきました。
結構知らない事が多かったのではないでしょうか?
身近にいる分、あまり気にしていない方もおおいでしょうから、一度鳩が2羽で行動しているかどうか確認してみるのも、いいかもしれませんよ。
1羽で行動している鳩ならば、まだ相手がいない鳩と言うこともわかると思います。
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