鳩の雛が巣立つ様子を調べてみました。どのくらいの期間で巣立つのかとても興味深く学ぶことができました。
鳩の雛の巣立ちの様子
鳩類の多くは樹上に生息していますが、キジバト、スズメバトなど地上で生活している鳩もいます。
餌は植物類で穀物、種子、果実の葉などをたべるため「そのう」と「さのう」がよく発達しているそうです。「そのう」と言うのは消化器官の一部分で膨らんだ形をしています。消化の前に食べたものを貯めて置くための器官です。
「さのう」も消化器系の器官で食べたものをすりつぶす機能を持っています。
鳩の種類は多いですが、その中のキジバトの繁殖での失敗で最も多い原因の一つとして卵や雛を他の動物に捕食されてしまうという事です。
カラスなどに襲われた時は、親鳥は抵抗ができなく逃げ出してしまうのだそうです。
産卵から巣立ちまでの間は巣を動かすことはできません。他の動物やカラスなどに狙われてしまうとそれで終わりになってしまいます。
親鳥も逃げ出す以外方法はないのでしょうか。戦うことを望まないのは良いですが、せめて自分の卵は守りたいですよね。
巣立ちまでの期間
産卵から巣立ちまでが30~35日程度で抱卵期間が15日~16日程度です。
孵化後14日程経つと少し羽も生えてくるようです。孵化してから小さいうちは母乳(ピジョンミルク)を飲ませ、手のひらサイズの大きさになったら親鳥が運んでくる餌を食べて成長します。
羽が生えて動き回れるようになったら、親鳥が時期を見て飛び方を教えてあげるようです。羽をパタパタとさせ出したら飛ぶ準備を始めているので、巣立ちがもうすぐだという事のようです。
まとめ
キジバトが育児放棄をする事は珍しくないようです。
一生伴侶を変えないと言われていますので子供を守れなくても、夫婦関係はずっと続くようです。
子供を失うなんてとても切なくかなしい話ですが、育児放棄はどこの世界にもあるようですね。
ただ、鳩の雄は浮気性だという説もあるようなので、実際はどうなのでしょうか。喉を鳴らして求愛をいつもしていると言うのですが、繁殖期が一年中なのでそのせいで鳴いているだけかもしれません。
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