よくマンションのベランダなどに、よく見ると鳩が卵を生んでいることがあるます。
これは人間にとっては、やはり、巣を作られるとかなり厄介です。だからと言って野生の鳩は、鳥獣保護法によって守られているため、卵を採ったり、雛を移動したり、捕獲したりすることは、禁じられております。
違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金に課せられます。
では、どうしたら良いのか。それは、雛が巣立つまで待つのみなのです。ということで、鳩の孵化から巣立ちまで、どのぐらい待てばいいのか調べてみました。
鳩の巣立ち
一般的には鳩は卵から孵化した雛は約20日ほどで巣立ちします。
鳩はピジョンミルクというミルクを体内で作って雛に与えているため、非常に栄養価も高いので、1日半で体重が2倍になるほど、成長スピードが非常に早いのです。
孵化から10日目位に入ると、ハリネズミみたいなとがっているものは、羽が治まっている薄い被膜状態の筒で、雛の時だけではなく春先に羽が生えかえるときの成長の時も、こんな感じのものが結構混じっています。このころになると羽繕いなんかもしだします。
それからさらに5日位経つと、姿はほとんど親鳥と変わらなくなってくる。このころになると好奇心が旺盛になって来て、巣から飛び立とうとするのか、小さな翼をばたつかせたりし出すのもこの位からです。
そして、いよいよ巣立ち、しかし飛び立って1週間位は夕方になると巣にもどって来て寝ます。それを過ぎると、親鳥とも別れて一本立ちしていいパートナーを見つけて成長していくのです。
鳩は生まれた場所や一度産卵した場所にこだわりがあるのか、その場所に帰ってくるそうです。一種の帰巣本能なのかも知れません。
抱卵期間
鳩は、一年中発情期で繁殖をして、通常3日のうちに2個の卵を産み、だいたい18日間抱卵して孵化します。
それを考えると、卵から巣立ちまで40日位ということになります。
卵が1カ月たっても孵化しない場合、卵が割れているか腐っているかで、この場合は処分をしても、なんら問題もないです。
まとめ
ミルクで子どもを育てる鳥がいるとは、驚きのことで初めて知りました。
そのため成長が早く一年中繁殖期なのもこのあたりに理由があるのではないでしょうか?
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