私たちの身近でよく見かける鳥と言えば鳩と言えます。神社やお寺、駅や公園でよく見かける鳩ですが、その生態についてはあまり知らない人がほとんどではないでしょうか?
今回は鳩の生態の中でも求愛する季節を中心に調べてみました。
鳩が求愛する季節について
基本的に鳩は年中繁殖できるそうです。という事は鳩は年中求愛できるという事になります。
最も多く共寝するのは4~6月頃になりますが、年中繁殖と言っても寒い日や猛暑の時にはほとんど共寝は見られません。暖かくなってくる春先~初夏にかけてが一番多く求愛行動が見られる時期だと言えます。
鳩の鳴き声について
鳩の鳴き声と言えば「クルックー」とか「ポッポー」ですが、実はその鳴き声も求愛に繋がっているのをご存知でしょうか?
ドバトの場合は鳴き声プラス尾羽を地面につけるように広げて、体の羽を膨らませてメスを追いかけます。鳩の種類によっては首元の羽を膨らませてメスにアピールする鳩もいます。
鳩のつがいはほぼ一夫一妻ですが、オスは浮気性で求愛の鳴き声をいつでも出しているそうです。驚くべきことに鳩はオスとメスを見分けられないという研究結果があるそうで、その為にオスは求愛の鳴き声をいつも出しているとも考えられています。
鳩の繁殖について
年中繁殖が可能が鳩ですが、鳩は生まれてから約1か月で巣立ちます。
6ヶ月頃になると繁殖期に入り求愛を始めます。
近年、公園や神社、お寺など人間が餌を与える場面が増えているので鳩の繁殖回数が増えてきているそうです。
ただ、鳩の卵は他の動物に捕食されてしまう可能性が非常に高く、産んだ卵がすべて大人になれるわけではありません。ヘビ、カラスなど捕食者がくると親鳩はただ逃げるだけで卵を守ろうとはしないそうです。
年中繁殖が可能なので、被害が卵で済むなら次にまた産めばいいという感覚なのかもしれません。鳩が巣を作る場所ですが、マンションのベランダや軒下などを好みます。
まとめ
鳩はオスとメスが見分けられないという事を初めて知りました。オスが浮気性という人間みたいな行動もあって調べていて面白かったですね。
鳩の求愛は一年中なので、鳩の鳴き声を聞いたら「求愛してるのかな?」とちょっと観察してみようかなと思いました。
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