鳩のヒナの巣立ちまで、親鳥は何をするのか?
鳩が巣作りをしてヒナが巣立つまで、親鳥は何をしているのでしょうか?気になったので調べてみましたので、ご紹介します。
鳩のヒナがかえるまで
まず産卵場所を決めるのはオスだそうです。その場所にメスを呼び、メスが気に入ると、メスをその場所に残し、オスは巣の材料を調達しに行くようです。
巣作りし卵を産むと、オスとメスが交互に卵を温めます。とっても仲良しですね。
ヒナがかえってから
鳩はヒナがかえってからの育雛も、オスとメスが協力して行うようです。
鳩は育雛にピジョンミルクと呼ばれるたんぱく質を多く含む栄養物を使用するようで、このピジョンミルクはオスもメスも両方作ることができます。
ヒナがかえってからしばらくはこのピジョンミルクを与えているようです。
しばらくすると親鳥はヒナに餌を与えるために、日に数度巣にやってくるだけになるようです。
こうなるとその他の時間が違う活動に費やすことができるようになり、中には次の繁殖のための巣作りなどをする個体もいるそうです。
ヒナが巣立ってから
ヒナが巣立ってからも、親鳥はヒナに餌をあげたりするようです。
巣立ち=独り立ちというわけではないらしく、巣だった後もしばらくはヒナの世話をするようです。
ですが独り立ちさせる時期になると、餌をねだりにやってきたヒナを攻撃しだし、追い払うようになるようです。
この時期になればヒナは戻ってこなくなるようです。
まとめ
鳩は巣作り、抱卵、育雛をオス、メス両方の親で行うようです。
とても仲が良くてうらやましいですね。
繁殖はほとんどの場合同じつがいで行われるそうで、つがいの相手が代わるのは、ほぼ相手がいなくなってしまった場合だけのようです。一生添い遂げる感じなんですね。
ちょっと感動しました。
また、鳩の育雛で特徴的なのがピジョンミルクと呼ばれるものを使うことで、他の鳥が育雛に昆虫などのたんぱく質が多い餌が必要なのに対して、鳩にはそれが必要なく、年に何度も繁殖ができる要因になっているようです。
身近な鳥ですが、調べてみると知らないことが多いものですね。
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