朝に通勤や通学で外に出ると、「ホーホー、ホッホー」といった変な鳴き声が聞こえてきたという事はありませんか?
何だかリズムが良いので気分も上がりますよね。
あの鳴き声はキジバトという種類の鳩の鳴き声です。よく公園で見かける鳩とはまた別物です。
今回は、キジバトとはどのような鳩なのか、キジバトの鳴き声の秘密を調査してみました。
キジバトについて
キジバトは、日本各地で見ることが出来るポピュラーな鳩です。
元々は主に田舎や山林地帯に生息をしており、都心部ではそんなに見られませんでした。
しかし、近年では都心部へ進出しており、割と見かけるようになりました。
キジバトの名前の由来は、雉のメスに体色が似ているからです。
よく公園で見かけるドバトと比較をすると、キジバトの方が小柄です。
群れをなして行動をするドバトとは違い、単独行動かつがいでの行動を好みます。
また、ドバトは餌付け等で容易になつきますが、キジバトはあまり懐きません。
しかし、近年の都市部への進出に伴い、人慣れした個体が増えてきているのは事実です。
鳩が朝にリズムよく鳴く理由
キジバトの特徴といえば、その独特な鳴き声です。
よく「デーデー、ボッボー」や「ホーホー、ホホー」と形容される鳴き声を発します。
この鳴き声は、オスが発するさえずりです。
オスがさえずる事で、他のオスに対して縄張り宣言を行ったり、求愛のためにメスを呼び寄せております。
発声は、口を閉じたままにして喉元で低い音を出しております。
ドバトのオスもさえずりを発しますが、こちらは「クルックー」といった声で鳴きます。
鳩に限らず、鳥の朝は非常に早いです。
日の出の前には目を覚まし、日の出と共に1日の活動が始まります。
そんな1日のスタートに発する鳴き声は自分の存在を知らせるために発しております。
そのため、朝は特に鳴き声が響くとされております。
まとめ
鳩がテンポの良い鳴き声を発するのは、メスにアピールするためです。
特に朝は元気いっぱいなので、普段よりも大きな声でさえずります。
遠くから聞こえる分にはリズムが良くていいのですが、それが近かったらきっとうるさいですよね。
毎日うるさくて迷惑している場合は、むやみに自分で解決をしようとせず、市町村役場の担当窓口へ相談をしてみて下さい。
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