鳩や烏(カラス)はその生態から、私達人間社会の中に生活空間を作り、一緒に生きていることが知られています。
お互い程よい距離で共存していければ理想的。

ですが、実際には上手くいかずトラブルになってしまうことが多いでしょう。そのため鳥害対策を行う自治体も少なくありません。
烏や鳩と共存していく上でどのような障害が起こるのか、調べてみることにしました。

烏 鳩 違い

鳩や烏(カラス)の被害はどんなもの?

鳥害を知るためにはその生態を学ぶ必要があります。

烏(カラス)と鳩の生態の違いを確認した上で、どのような被害が起こる可能性があるのか見ていきます。

烏の生態

鳥類の中で最も賢い種族だと言われています。
社会性を持ち、仲間同士で協力し餌を取ったり、鳴き声で意思の疎通を図ることが知られています。
さらに個々の人間を見分けて覚えたり、色や赤外線も識別できるとされており、その知性の高さが伺われます。
飛行能力も高く、翼を広げ風に乗ったり、羽を動かし上下移動も可能です。

猛スピードで飛ぶことや、蛇行飛びも行えます。また天敵がほとんどいないため、餌があれば繁殖しやすいのも特徴です。

寿命は10〜20年が一般的で、中には30年以上生きる固体も存在します。

鳩の生態

鳩も知性が高い鳥だと言えるでしょう。

よく知られているのが帰巣本能を活かした伝書鳩です。
鳩にはドバトとキジバトがおり、鳥害で悩まされるのはドバトが多いでしょう。
ドバトは神社や公園でよく見かける鳩で、人馴れしており近づいても逃げないのが特徴です。

対してキジバトは人里で巣を作りますが、主に林や街頭が多く、あまり群れで行動しているのを見かけません。また警戒心が強く逃げてしまうのがほとんどです。

キジバトは適度に人間と距離を置き生活をしているため、被害報告が少ないのかもしれません。

鳩は小回りを効かせて飛行できますが、スピードはありません。長距離を飛ぶことに適した翼を持っているため、速さより持久力に特化していると考えられます。寿命は烏と同じく10〜20年が多いですが、事故や病気で亡くなるケースが多い種族だと言えます。

被害と問題

では、それぞれのような被害が想定されるのでしょうか。
まず烏ですが、鳴き声がうるさいといった感情は江戸時代から存在していたようです。群れで鳴くその声を嫌う人はいるでしょう。
またゴミ集積所を漁る姿に困惑する人は多いはずです。烏よけネットで対策が取られますが、知性が高いために効果が薄くなってしまうなど問題を抱えています。

さらに繁殖期の烏は気が立っており人間を襲うことがあるため、出来る限り人間の生活環境から切り離したいと考える人は多いのではないでしょうか。

 

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鳩の糞害

鳩は可愛らしい容姿から一見無害に思えますが、糞害が深刻です。

特にマンションのベランダに集団で押し寄せ糞をされて困るケースが多く、鳩よけの網を張る家庭もあるでしょう。

糞は清掃の手間と衛生状態の悪さから嫌がられますが、本当に恐ろしいのはその中に危険な病原菌が潜んでいることです。

クリプトコッカス症という病を発症する可能性があり、健常者は軽症で済む可能性が高いですが、免疫力が落ちている人は重症化しやすいことが知られています。

中枢神経に感染し髄膜炎を起こすことがあるため、こまめな清掃や、マスクの着用、うがい手洗いといった予防が必要です。

このように烏と鳩は人間社会に問題をもたらし、頭を悩ませる被害を出す可能性があります。
自治体や鳥害専門企業と協力し、お互い気持ちよく生活できるように対策を立てていきましょう。

 

まとめ

調べてみると、鳩と烏は同じ鳥類でも起こる鳥害が違うことが分かります。

日常生活を脅かすだけでなく、病原菌を発生する可能性もあり、予防策が必要です。
烏や鳩の被害を少しでも減らしていけるよう工夫していきましょう。

 

 

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