道端やベランダにごっそりと羽が落ちている事がありませんか?

鳥が食べられたのだろうかと思っても、周りに血痕などがなく遺体もない…そんな時は、その羽の持ち主が逃げ切ったのだと思われます。

鳩の羽が大量に抜けるとき、それはどんな状況なのでしょう。

 

鳩 羽 抜ける

鳩の羽が抜けるとき

襲われた時

鳩の天敵はたくさんいます。人間の生活する場所ではカラスや猫、はたまたフクロウなどの鳥類。様々な危険が、鳩にもまとわりついています。

そんな天敵に襲われた時、鳩は自らの羽を犠牲にして逃げ延びます。

鳩は特に襲われた際、羽が抜けやすい構造になっているので爪や牙が羽だけを奪っていき肉体は傷ついていない…なんてことも多々あります。

これは襲われた時に羽が抜けることで爪が滑り、本体は傷つかないようにしているからなのです。

保護された時

また、襲われた時に限らず人間が保護しようとした時にも毛は抜けます。

怪我をした鳩を見付けた時は、無闇に抱き上げたり触ったりしないようにしましょう。

人が触れると危険と察知し、少しの擦れにさえ鳩の羽が抜けます。

引っ張られるだけでなく、かするだけで羽が抜けるので、びっくりしますよね。

その拍子に落としてしまった、引っ張ってしまった、となると尚更怪我が酷くなってしまうかもしれません。

怪我をした鳩を見付けた時は直ぐに触れずに専門の人に頼みましょう。

 

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羽が抜けると飛べなくなる?

では、襲われて羽が抜けてしまうと飛べなくなってしまうのか。答えはいいえです。

これは襲われた際に抜け落ちる羽は防御用の、抜け落ちる為の羽だからです。

飛ぶための羽はまた別にありますので、よほど怪我を負わない限りは大丈夫です。

尾羽や腰の羽も、多少抜けても問題なく飛ぶことができます。

なので、鳩の羽がごっそり落ちていても周りに本体が居ない…なんてことが沢山あるのですね。

まとめ

たとえ沢山の羽が落ちていても、鳩自体が周りにいなければ大丈夫!その羽の持ち主は無事に生き延びていると思われます。

鳩が居なければ、飛んで逃げ切れたということ。

それだけ沢山の羽が抜けても飛んでいける鳩…。

肉を切らせて骨を断つ、ではなく羽を切らせて逃げ延びる…。鳩ってすごいですね。

 

 

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