鳩はよくベランダや庭に住み着きますが、もしかしたらレース鳩(伝書鳩)が迷ってしまったか負傷してしまったかで羽を休めているだけなのかもしれません。
野生の鳩か、レース鳩などの迷い鳩かを見分ける時には、その鳩の足に注目してみましょう。
足環やタグは付いていませんか? もし足環などを確認できるようなら鳩を保護して、飼い主のところに戻してあげましょう。
個人の鳩か、協会の鳩か
レース鳩は大きく分けると2種類います。一つ目は個人所有の鳩。タグを見ると、所有者の名前や連絡先などが書かれているのでわかりやすいと思います。
個人所有の鳩のタグの色は、青や緑のほか、いろいろな色があるので、まずは書かれている内容を確認するようにしましょう。
もう一つは協会に所属する鳩。白や黄色の足環をはめていることが多く、「JPN」と書かれているようなら日本レース鳩協会、「NOPPON」と書かれているようなら日本伝書鳩協会に所属しています。
それらのアルファベットに加え、個体識別のための数字が書かれていると思うので、その番号まで確認するようにしてください。
迷い鳩を保護したら…
迷い鳩を保護したら、まずは足環やタグに書かれている情報を確認してください。
協会の鳩の場合は、個体識別の数字までわかっていないと、問い合わせても確認を取ることができません。
鳩の情報を確認できたら、個人所有の鳩なら書かれている飼い主の連絡先へ、協会の鳩ならそれぞれの協会に連絡します。ただし、1回の連絡で必ず繋がるとは限りませんよね。
もし電話をしても出なかったり、協会が休日だったりしたら、連絡が繋がるまでは保護した人が責任をもって鳩の面倒を見てあげてください。鳩も生きています。
衰弱しないように、水やエサ(米や豆、トウモロコシ、ピーナッツなどの穀物類)を少しずつあげて様子を見てあげましょう。
飼い主や協会に連絡がついたら、飼い主と相談のもと、レース鳩宅配サービスなどを使って鳩を返してあげます。
まとめ
レース鳩(伝書鳩)は、迷ったり負傷したりすると民家に羽を休めにくることがあります。
もし迷い鳩を保護したら、足環やタグに書かれている情報を確認して、もとの飼い主と連絡を取り合いましょう。
レース鳩は飼い主からすると、大切な家族であったり宝であったりします。
面倒に思うかもしれませんが、鳩も生きているのだということを忘れないで、飼い主のもとに戻れるようサポートしてあげてくださいね。
今のあなたにおすすめの記事