皆さんは、鳩レースという競技をご存知でしょうか?
おそらくは聞いた事がないという方が大半なのではないでしょうか。
名前からして鳩を競争させるものだと思われますが、どのようなルールなのでしょうか。
今回は、鳩レースについて見ていきたいと思います。
鳩レースとは?
鳩は帰巣本能が非常に強く、どんなに遠くへ行っても自分の巣まで帰って来られます。
その習性は昔から利用されており、伝書鳩といった情報伝達の手段として活用されておりました。
現在では情報伝達手段が発達し、伝書鳩は使われなくなりました。
しかし、現在でも鳩の帰巣本能は利用されております。
飼育している鳩を同一地点から一斉に放し、どの鳩が一番早くゴール出来るかを競うものです。
それが鳩レースです。
レースの距離は100kmからあり、長くて1,000km以上の距離で競うレースもあります。
出場する鳩の年齢は?
鳩の寿命は平均10年、長くて20年以上生きるものも存在します。。
飼育下では平均15年程生きると言われております。
鳩レースに出場する鳩は、全盛期は3~4歳とされております。
5歳くらいが鳩レース出場のピークかと思われます。
ただし、優秀な鳩であれば5歳を超えてもレースで活躍する事が出来ます。
人間に換算すると何歳くらい?
仮に鳩の寿命を15年とすると、鳩レース出場のピークとされる5歳は人間の27~30歳に該当します。
単純計算を行うと、鳩レース出場全盛期年齢を人間の年齢に換算した場合は16~26歳と言う事になります。
このようにして見ると、人間のスポーツ選手が現役として活躍出来る平均年齢とさほど大差がないか、鳩の方が早く引退するかという事になりますね。
まとめ
一般的にはあまり馴染みのない競技のため、こんな競技があったんだと初めて知った人が多々いらっしゃるかと思います。
鳩は帰巣本能が高くゴールへたどり着くものが多い一方、途中で迷子になってしまう鳩もいます。
そのような鳩は足首に必ず足輪がついております。
迷子になったレース鳩を見かけたら、放っておいたら野生化する可能性もあるので、必ずレース鳩が所属している協会へ連絡をして下さい。
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