鳩の首には毒があるのか調べてみました。
毒を持つ鳥がいるのか
そもそも毒を持つ鳥なんているのか?半信半疑で調べた所、いました。ピトフーイというパプアニューギニアに生息する有毒鳥類で、和名はスグロモリモズというみたいです。ピトフーイの持つ毒は非常に強力らしいです。
ただ、ピトフーイは積極的に毒を注入する能力はなく、あくまで護身用みたいです。強力な猛毒を持っているので捕食者から狙われないというメリットがあるんだそう。
正直、見た目は可愛い小鳥なんですけど、まさか毒を持つ鳥類が本当にいるのに驚きました。
日本にも毒を持つ鳥がいるのか
毒を持つ鳥が海外にいるのであれば、日本にいてもおかしくありませんよね?
というわけで、こちらも調べてみたのですが、どうやら日本に毒を持つ鳥は存在していないようです。
では、なぜ鳩の首には毒があるなんて情報が流れたのでしょうか。
なぜ鳩の首に毒がある事になったのか
良く見かける記事の質問にこんな言葉がありました。「親にそう言われて。」なぜ親がそんな嘘を教えるのかとても疑問に思いますよね。そこで分かってきた事のなですが、鳩の糞には他の鳥よりも多くのばい菌が含まれているそうです。
近年、鳩の糞外で取り上げられるようになったのが健康上の問題で、糞に含まれる菌が糞の乾燥後、粉になり空気中に巻き散らかされて、それが人間の呼吸の際に気管支に入るとアレルギーの原因になったり、健康上の悪影響を与えることが分かっているそうです。近頃良く話題になる、鳥インフルエンザとの関連も無視出来ませんよね。
さらに、鳩の糞には恐ろしい病気が潜んでいるようなのです。
糞に含まれる物質としては、「ダニ」や「シラミ」などがアレルギー症状などを引き起こし、重大な疾病を引き起こす「クプトコックス症」は肺から侵入し感染すると、全身に及んで亡くなってしまう恐ろしい病気になる事がわかりました。
まとめ
そう、鳩自体には毒はありませんが、鳩の糞が危ないことが分かりました。
きっと公園等で良く見かける鳩を自分の子供が触って欲しくないという親の思いが、こういった情報を生んだのだと思います。
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