鳩が公園や神社などで、地面に降りて何やら突っついている姿を見かける事は良くあります。
その脇で子どもたちが駆けまわっていても、意外と鳩はお構いなしです。
子ども達は走りまくれば当然喉が渇き水飲み場などで水を飲みますが、鳩は地面と突いているだけですよね。
鳩は水を飲むのでしょうか?そもそも鳥って水を飲むのでしょうか?
鳩は水を飲むのか?飲むとしたらどこで飲んでいるのか?
自分たち人間が水を飲まないと生きていけないように、鳩も当然水を飲まなければ生きて行くことができません。
ただ、鳩が水を飲んでいる所を見かける事がほとんどと言っていいほどありません。
これもごくごく自然な事なのです。
水辺で水を飲んでいる時ほど、無防備に近い状態になり、天敵に襲われる可能性が高いからです。
鳩も当然水を飲む時は、かなり神経を使って天敵がいないかを確認しながら飲んでいると言う事になります。
では、鳩が水を飲む事がわかりましたが、どこで一体飲んでいるのでしょうか?これって結構疑問に思いますよね。
鳩の中でもドバトは人間の生活圏内にいる鳥ですから、近くに川が流れて入れは河原で水を飲む事が可能です。
ただ街中になると川はコンクリートに覆われているので当然水を飲む事は出来ません。
そうなると頼るのは公園等の水飲み場です。
多少の閉め忘れでも水が流れていれば、鳩は集まってきます。
他には、金魚などを庭先の水槽で飼っている場合には標的になりやすいです。
水が縁までギリギリあるようなら確実に鳩の水場と化してしまう可能性が高くなります。
神社ではお参りする前に手を洗う場所がありますが、当然、鳩の水場となっていると思っていた方がいいでしょう。
ただし、普段は警戒心がかなり薄そうな鳩ですが、水場で水を飲んでいる時はかなり周辺を警戒している事良くわかります。
それだけ天敵のカラスや猫などを警戒していると言う事になります。
鳩はどの様にして水を飲んでいるのでしょうか?
皆さんは、鳥がどの様にして、水を飲んでいるか知っていますか?
普通の鳥は、水を飲む時はくちばしを水につけたら、上を向いてくちばしの中に入った水をのみ込む形になります。
沢山飲む時はくちばしを水に付け上を向くと言う行為を繰り返す形になります。
鳥には人間と同じ様に水を吸い込むと言う行為が身体の構造上出来ないと言われています。と言う事は鳩も同じような飲み方をすると考えるのが普通ですが、鳩の場合は違った飲み方になります。鳩はくちばしを水につけたら、そのまま水を飲む事ができるのです。
水をたくさん飲む時は水にくちばしをつけたままの状態になるのです。
この飲み方が出来るのは、鳥の中でも鳩の仲間だけと言われています。
どちらかと言うと水の飲み方は哺乳類の飲み方に近いのでは?と考えられてはいますが、生物学的には未だ解明されていないのが現状の様です。
まとめ
鳩はどこで水を飲むのか?と鳩の水の飲み方について紹介してきました。
公園の水飲み場を鳩が占拠している所などを見かけた事がある方も多いのではないでしょうか。
それは確実にその水飲み場が鳩にも格好の水場になってしまっていると言う事になります。
そうなるとやはり衛生上不適切ですから、公園管理事務所に相談した方がいいでしょうね。
鳩にはどんな病原体があるかわかりませんから、子どもたちが知らないで飲んでしまったなんて考えたら恐ろしいことですからね。
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