鳩にとっての天敵は、カラスを含め、猫など様々います。
今回は、代表的な天敵であるカラスが鳩の雛を食べるのかについて、カラスの生態を交えながら説明していきます。
日本で生息するカラス
ハシブトガラスとハシボソガラスという種類のカラスが日本で主に生活しているカラスです。基本的には、昼間活動する昼行生です。雑食性で何でも食べますが、元々は、鳥の雛を含む小動物や卵を食べる鳥なのです。
また、哺乳類で一番進化したのが人間であると同時に鳥類で、一番進化したのがカラスなのです。
とても知能が高く、学習能力、識別力どれをとっても鳩より優れているのです。
ただ餌として認識しているのではなくて、今、狙っている獲物が何の種類の生き物かということまで理解して、捕獲し、餌にするのです。
カラスに狙われる鳩の雛
最近のカラスは、人間が捨てた生ごみの袋を破り、食べたりと問題になっていますが、先ほど説明したように元々は、小動物や卵などを主に食べていました。カラスと同様に鳩の中でもドバトという種類は、どんどん数を増やしており、公園でも餌を与えてはいけないなどと禁止令が出されているほどです。
ですから、カラスは、雑食性といっても鳩よりも大きく、元々食べていた物として、鳩の雛を狙って、捕獲し、食べるという事は、当然なのです。
ドバトと同じ様に身近なキジバトは、警戒心が強く、一度天敵に襲われると育児放棄する事もあるので、カラスは、それをちゃんと理解して、卵や雛を狙って食べてしまうのです。
まとめ
鳥類の中で最も進化しているとされるカラスは、鳩よりもずば抜けて頭が良く、きちんと認識して、本能的というより頭できちんと考えて、獲物を狙っています。そんなカラスにとって、鳩の雛や卵は、元々食べていた物であり、大好物なのです。
ですから、カラスは、鳩の雛を狙って、捕獲し、食べます。
これは、とても自然な事です。
哺乳類で一番進化した人間が、鶏・豚・牛の肉、魚、野菜、果物を食べるのと同じ感覚でカラスもきちんと判断して食べているのです。
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