町や公園などでよく目にする鳩。
その鳩の生態と鳩の卵について学んでみました。
鳩の生態と名前の由来
名前の由来
鳩は鳥類です。ハト目ハト科に属しています。
約59属、300種あると言われているので鳩とは思わない鳥が鳩だったりするのかも知れないと思いました。興味深いのが鳩の名前の由来と漢字です。
漢字は鳴き声からで「クルックー」と鳴くため鳩の音読みを訓読みした説があるようです。
雑食で木の実やミミズなどを食べて生活しています。
熱帯地方に生息する鳩の話
熱帯地方と言われる東南アジアからオーストラリアにかけて生息しているのが最も多くの種であるそうです。
鳩は食性の違いでグループが分かれているようで、草木の種子を食すカワラバト、キジバト類が約180種と最も多いとされています。
生まれてから6ヶ月程で成熟し発情して繁殖期に入ります。共寝後4~5日で産卵し、通常は2卵を産みますが稀に1卵の事もあるようです。
熱帯地方に生息する鳩は1腹1卵が多いようです。第1卵を産んだ翌々日に第2卵生まれ両方とも夕方に産卵するのだそうです。大きさは30~40gとウズラよりは大きく鶏よりは小さいサイズのようです。
日中は主に雄が、夜間は雌が交代制で約18日間抱卵し孵化させます。外の気温によっては孵化日数が2日位延びる事があるようです。
それにしても雄と雌が交代で抱卵するとは面白いですね。
しかも、大体の抱卵時間は決まっているようで10時から16時頃までは雄が担当で時々交代することはあっても主に雌が抱卵するのだそうです。
抱卵の温度ですが、約39℃くらいで卵の適温は34℃くらいだという事です。
まとめ
自宅のマンションのベランダに鳩が卵を産んでいたという話をよく聞きます。
お風呂場に巣を作って卵を産んだという話も聞きました。
もしも、卵だけを見かけてしまったら、39℃くらいの温度を保ち18日間ほど温めてあげてください。可愛い雛に会えるのを楽しみにしてみてはいかがでしょうか。
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