皆様は、レース鳩ってご存知ですか?一言で言ってしまえば伝書鳩の事です。
現在でも、鳩は人間に飼われており、鳩レースと呼ばれる競技が行われております。
このように人間に飼い慣らされた鳩が迷子になり、自分の家の前にポツンといたという事があったりします。
もしそのような鳩が目の前に現れ、それがレース鳩だったらどうしたらよろしいのでしょうか。
その解決策を書いてみました。
足輪がついている鳩はレース鳩
レース鳩は人間に飼われているため、非常に人慣れをしております。
野生の鳩を追い払うような仕草をしてもあまり飛び立とうとはしません。
なので、まずは手を叩くなどをしてみて、それで逃げなければレース鳩の可能性があります。
人懐っこい鳩であれば、鳩の足首に注目をしてみて下さい。
そこに足輪がついていれば間違いなくレース鳩です。
レース鳩は、鳩レース出場中に休憩、怪我、放棄等といった理由で迷い込んでくる事があります。
もしそのようなレース鳩を見かけたら、まずは保護をしてあげて下さい。
足輪の番号が意味するもの
レース鳩は必ず協会団体に登録をされております。
現在日本で鳩レースに関する協会は、「日本伝書鳩協会」と「日本鳩レース協会」の2協会があります。
足輪がついている鳩を保護した際は、足輪の番号を確認し、所属協会へ速やかに一報を入れて下さい。
協会ごとに番号の記載方法が異なっておりますので、番号の特徴を掴めば見分けは簡単です。
日本伝書鳩協会の足輪は、NIPPONから始まり、4桁の数字(生年)、6桁の数字(鳩番号)という構成になっております。
一方の日本鳩レース協会は、JPNから始まり、2桁の数字(生年)、2桁のローマ字(地区)、5桁の数字(鳩番号)となっております。
最初のNIPPONかJPNかの違いでどちらの協会なのかすぐにわかります。
また、両協会共、土日祝日は休業日となっております。
その間にレース鳩を保護した場合は休業明け早々に連絡を入れるようにして下さい。
なお、保護期間中にかかった費用については、後日各協会から実費で清算をされます。
なので、もし保護したレース鳩が怪我をしていた場合は動物病院で診察を受けさせてあげて下さい。
まとめ
今回は迷い鳩を保護した場合の対処法について見てきました。
レースのため、空に放った鳩が帰ってこなかったらブリーダーさんも非常に心配になります。
レース鳩を保護したら速やかに所属協会へ連絡をしてあげましょう。
もし家庭の事情等で一時的な保護も難しい場合も、協会へその旨を伝えてみるか、動物病院等の動物を取り扱っている機関に相談をしてみて下さい。
きっと何らかの解決策があるはずです。
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