とても身近な鳥である鳩ですが、最近は、庭木やベランダに巣を作ってしまうケースもよく耳にします。
では、鳩が巣を作る時期は、そもそもいつなのか説明していきます。
鳩が巣を作る時期
3月下旬~5月上旬に鳩は、巣を作ります。
注意すべき事
10歳くらいまで繁殖能力があり、20年ほど生きます。
縄張り意識が非常に強く、巣を守り、一度住み着いた鳩は、1回作った巣にしつこくやってきます。
鳩は渡り鳥のように季節によって住みかを移動しないため、
1年中ずっと同じ場所に住みます。仮に何百キロも離れたどこか別の場所に連れて行っても自分の巣に帰ってきます。
この帰巣本能を利用し、鳩は、改良・育成されて、伝書鳩といった人間の通信道具として使われてきました。
また鳩の夫婦は非常に仲が良いです。一度、つがいになったら一生夫婦で他の鳩に見向きもしません。優れた環境下では、1年で5、6回も卵を産むのです。
鳩にとって、マンションのベランダ、エアコンの室外機の陰などは、天敵からも身を守れ、巣を作るのにベストなのです。
鳥獣保護法により、鳩に危害を加えることは犯罪となります。なので、無理矢理、暴力的に追い出すと犯罪者になってしまう事も頭に入れて置いてください。
巣、対策
できるだけ物陰をなくして、吹きさらしの状態にします。
これでは、天敵に狙われる可能性があるので、巣を作れません。
あるいは逆に、ペットボトル等をたくさん立てて並べ、平らな空間を残さないようにします。なぜかというと鳩は下が斜めだったり不安定なところには巣を作れないからです。
鳩は、巣もねぐらも一緒なため、巣を一度作られてしまうとなかなか追い出せません。作られる前の対策が重要です。
まとめ
鳩が巣を作る時期は3月下旬~5月上旬です。
一度作ってしまうとずっとそこの場所に住み続けてしまうという事が問題です。
特にマンションのベランダなどに作られては、洗濯物を干すにも気を遣わなければなりません。鳩の糞便は、有害だからです。
ですから、早めに鳩が巣を作らないよう対策、または、プロの業者と相談するなどしてください。
鳩は、鳥獣保護法で守られていますので、手を出すのは、犯罪になります。困った時は、プロの業者に頼みましょう。
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