冬になると、あんなに公園や駅でたくさん見かけていた鳩が、あまりいなくなりますね。
どこかで冬を越しているのでしょうか？
冬の間、鳩はどこにいる？
鳥類の冬の過ごし方は、同じ場所に留まるか、温暖な土地に渡って行くかのどちらかです。
ほとんどの鳥は冬眠はしません。
鳩は渡り鳥ではないので、相変わらず同じ土地で冬を過ごしています。
ドバトは祖先であるカワラバトの習性を引き継いで、硬質で乾いた場所を好んで住処や隠れ家にします。
冬は雨や雪などが降ってお天気が悪いことが多いので、寒さよりも濡れた場所にあまりいたくないのかもしれません。
ドバトにとってはコンクリートの建造物やアスファルトなど、都会の環境が性質に合っていて暮らしやすい場所ですから、見えなくなっただけでどこかに隠れているはずです。
駅の構内や、どこかの建物の屋根裏、橋の高架下などは巣作りの場所にも好むので、そういった目立たない場所に潜んでいるのかもしれませんね。
ペットの鳩は暖かくして過ごす
鳩が冬の間も外で過ごせるからといって、寒さに特別に強いというわけではありません。
ペットやレース鳩として屋内で飼われている鳩は、暖かい場所で過ごさせてあげることが大切です。
鳥類専用のヒーターなども売られていますね。
鳩に限らず鳥を飼育する時には、温度管理が長生きさせてあげる秘訣です。
もちろん南国出身の輸入インコなどに比べたら、鳩は寒さに強い方ではあるのですが。
ヒーターを付けずに鳩を飼って、落鳥させてしまったという飼い主さんもいますから、快適に冬を過ごすことができるように環境を整えてあげましょう。
まとめ
寒くなってくると、羽をふくらませて丸くなった鳩を見ることがありますよね。
真冬に外で見かけることはありませんが、そういえば駅などの大きな建物の屋根がかかった場所では、冬でも鳩を見たことがあったような気がします。
街のどこかに、人間に見つかりにくい場所で冬を過ごしている鳩たちがいるんですね。
どこに隠れているのか、ちょっと探してみたいような気もします。
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