鳩がベランダなどに巣を作ってしまい困っている、という方もいると思います。
鳩は鳥獣保護法で保護されているようで、卵を産んでしまうと人が勝手に撤去することができないそうです。
鳩が産卵してからヒナが巣立つまで、どのような流れになるのでしょうか?
調べてみたのでご紹介します。
鳩の産卵まで
鳩はオスが産卵候補地を見つけてきて、メスをその候補地に連れてきます。
メスがその候補地を気に入れば、そこを産卵場所に決めるようです。
産卵場所を決めたメスは、その場所に居座るようになり、オスが巣の材料を運んで巣作りを始めるようです。
巣作りをされると困る場合は、この段階で巣作りを阻止しないと、後々大変なことになるようです。
鳩は巣作りが雑なようで、他の鳥よりも巣作りが早いようで、少し気付くのが遅いと、すでに巣作りを終え、卵を産んでいることもあるようです。
巣作りが終わると、大体の鳩は3日のうちに2個の卵を産みます。卵はほぼ必ず2個セットで産みます。
抱卵から巣立ちまで
鳩の抱卵はメスとオスが交互で行います。
だいたい18日程で雛がかえります。かえってしばらくは親鳥が雛を温めるようです。
雛に与える餌は、ピジョンミルクと呼ばれるもので、このピジョンミルクはオス、メス両方作れるので、オスも育児に参加します。
孵化から20日程度で雛は巣立つようです。
雛が巣立ってから
雛が巣立ってからしばらくは親鳥も世話を続けるそうです。
今までの巣を寝床として使用したりもするそうです。ですが、巣を撤去したい場合はこの段階で早めに撤去をしないと、また次の卵を産まれてしまう可能性もあるので、雛も親鳥もいない時を狙って、巣を撤去しましょう。
またその際に侵入できないように鳩除けネットなども掛けるようにしましょう。
鳩は帰巣本能が強いせいなのか、かなりしつこく同じ場所にとどまろうとするようです。
まとめ
鳩は産卵後、オスとメスで抱卵、育雛を行い、雛が巣立つまでお世話をするようです。
巣を撤去したくても、産卵から40日前後は我慢が必要なようですね。
どうしても撤去したい場合は市役所などに相談するか、専門の業者に頼むようにしましょう。
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