人間の場合、規則正しい食生活は健康を維持するのに非常に重要です。例えば、栄養バランスの取れた食事は体を健康に保ちますが、不規則は食事や習慣は健康を害する事になります。
鳩を飼育する為の、餌と食事時間ついて調べてみました。
鳩の餌と食事時間
公園などでよく見かける鳩は食事や健康状態を管理出来るわけではないので、鳩レースに参加する、鳩で考えてみましょう。
鳩レースに参加する鳩は鳩舎にて飼われているので餌の種類、食事時間や健康管理をきちんとされています。
まず、餌の配合ですが公園などではパンの切れ端など、なんでも食べるイメージがあります。
当然それぞれの鳩舎で秘密のレシピありますが、レース用鳩の餌の配合はトウモロコシ、ピーナッツ、麻の実、大麦などがメインで使用されている様です。
さらに中距離、長距離レースに合わせて食事の配合が変わる上、向かい風、追い風をも考慮して餌の配合を検討し、鳩に与えています。
レースの2週間前からそのレースに合わせて、過去のレースでの結果や鳩の種類を考慮し、1グラム単位で餌の配合を検討していきます。
トウモロコシを鳩餌に混ぜると鳩が軽くなり、すぐにエネルギーになります。
人間でよく言われるバナナの効果に近いかもしれません。
ピーナッツと同じ様に持続力を維持出来るピースを餌に混ぜる事もありますが、ピースは鳩を重くしてしまいます。
しかし、餌としてピースは鳩の筋肉に良い影響を与えると言われています。麻の実を鳩の餌に混ぜると爆発的は瞬発力を与える効果があります。
大麦も麻の実と同様に瞬発力のあるエネルギーを与えますし、内臓に働きを良くする効果があります。
レース参加者はそれぞれの餌が鳩に与える効果や鳩の健康状態、そしてレースの距離や当日の天候状況を考慮して鳩の種類に合わせてそれぞれの鳩の餌の配合を検討して行きます。
当然、レースの訓練もしますので、鳩の餌の配合は常に一定の配合ではなく、変わる事もあり、人間のアスリート並みの健康管理が日々実施されています。
まとめ
鳩の種類にもいろいろありますが、街中でゆっくりと過ごしている鳩もいればレース鳩のように食事の管理までされている鳩がいるのは驚きです。
レース鳩は過酷な状況の中を飛んだりしなければいけないので、半数近くが戻る事が出来ないと聞いたことがありますが、今もそうなのでしょうか。
全部の鳩が戻って来れるといいですね。
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