世界中で鳩は、約200種類、日本の野生種の鳩は、約6種類と大変多くの種類がある鳩ですが、その中でも皆さん、全国各地で身近で見られるのが、キジバトとドバトです。
最も身近なキジバトとドバトの特徴について説明していきます。
キジバト(ヤマバト)
鳴き声は、デゥーデゥー、ポッポーと繰り返して鳴くのが、特徴的で、ヤマバトという別名のとおり、かつては山地に生息し、人と接触する事はなかったのですが、最近では、都会にも生活拠点を移してきていて、人の生活に密着して生活する傾向になっており、身近な鳩になりました。
見た目は雌雄同じ色で茶褐色から紫灰色で、翼に黒と赤褐色の鱗状の模様があり、名前の通り鳥のキジと同じ柄が特徴です。
ドバト
ドバトという家畜品種の鳩であり、日本固有の野生の品種では、ありません。
神社や寺や公園などに群れて生息しています。
見た目の特徴としては、緑のマフラーをした光沢のある色という所で思い浮かぶのではないかと思います。
ぽっぽっぽっとリズムよく鳴き、時にグルグルとも鳴きます。このぽっぽっぽっが日本の童謡、鳩になったと思われます。しかし、作詞、作曲者は、分かっておらず、それだけ、ドバトは、長い間、日本人に愛されてきたのでは、ないでしょうか。
キジバトもドバトも周年繁殖(1年中いつでも子を産むことができる動物)します。繁殖の前に求愛のために鳴き声を出すので、それが騒音となり、最近は、ベランダにキジバトやドバトが巣を作って困っている方などもいます。
まとめ
キジバトもドバトも日本全国で見ることができ、大変馴染み深い鳩、鳥ですが、人間を恐れる事がないため、それがあだとなり、迷惑している方もいるのが現実です。
鳩は、かなり早朝から鳴きますので、あまりにも近くにいると困ってしまう方もいるようで、鳩駆除会社もあります。
鳴き声だけでなく、糞などの問題もありますので、餌を与えたりする場所も考えなければなりません。
住宅地などで餌を与えてしまうと屋根やベランダに巣を作ってしまう可能性もありますので、注意してください。
鳩と人間は、長い間、共に生活してきました。その鳩を駆除しなければならないような状況に陥らないために、鳩を見る、餌を与える時は、公園などの他の人に迷惑にならない所で行い、楽しみましょう。
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